もっと暮らしをシンプルにしたい...
このファストペースで忙しい時代を生きている人ならきっと一度は感じたことがあるはず。
わたしもそのひとりで時間にも心にも余裕がなかった頃、頭がキューっと締め付けられるように感じたり、呼吸が浅くなったり、動悸がしたり、リラックスしようと一人の時間を作っても心から落ち着けない、常にあれもやらなきゃ、これもやらなきゃという気持ちがどこかにあって、終わりのみえないタスクなようなものを日々感じて過ごしていました。
”忙しい=充実”しているとでも無意識のうちに思い込んでいたかのように。
そんな私が徐々に暮らしをシンプルにしてきてこれまでに感じた5つの変化を紹介します!
くらしをシンプルにしたら起きた5つの変化
- 時間に余裕ができた
- 気持ちに余裕ができた
- イライラが減った
- 日々の充実感が上がった
- 幸福度が上がった
- (おまけ)体の調子、肌の調子がよくなった
そもそもどうやって暮らしをシンプルにしていった?
暮らしをシンプルにするためにやった3つのことを簡単にまとめるとこの3つです
- 自分の価値観、理想を明確にした
- 家中の大掛かりな断捨離をした(モノを増やさない自分なりのシステムを作った)
- 必要でないことを少しずつやらない選択をしてみるようになった
1. 時間に余裕ができた
一番大きいのは時間に余裕ができたこと。身の回りのモノの数を大幅に減らしたことによって、ずっと片付けが苦手だと思っていた私の家が散らかりにくくなり、収納も整理整頓も楽になり、家事へ費やす時間が大幅に減りました。今の暮らしには必要がなくなったモノ・暮らしを豊かにしていないモノにどれだけ時間とエネルギーを使っていたかモノの数を減らしてみて初めて気づきました。
モノだけでなく、必要のないコトもやらない選択をするよう意識し始めたら、時間に余裕ができました。
でも、やらないことを決めるのって意外と難しいですよね...
どうやってやらないことを決めるのが上手くなっていったかというと、それは意外と断捨離の経験によるもの。
まずは身の回りの物質的な断捨離をすると、形のないもの(時間や物事)の断捨離の感覚まで身に付くから不思議。
断捨離をすると今まで自分がどれだけ自分にとってはそこまで重要でなかったモノを家にキープしていかたに気づく。それと同じように時間も、今までどれだけ自分が自分にとってはそんなに重要でもないことにたくさんのエネルギーを費やしていたかが見えてくる。やらないことを決めるのが難しいと感じる人は、まずは物質的な断捨離をおすすめします。
2. 気持ちに余裕ができた
モノにもタスクもいっぱい抱えてた時は限界に達してはバーンアウトして休息、またリセットするもののしばらくするとまたバーンアウトして休息しての繰り返しだったように感じます。
必要なものは十分にあったのに、自分がどれだけのモノを持っているかしっかり把握もしていなく、何か足りないような気持ちに常になっていたと思います。
そんな気持ちでは常にせかせかとした気分になって落ち着けないのも当たり前ですよね。
大掛かりな断捨離をしてみて、どれだけの量を自分が持っていたのか、自分のキャパ以上に物を持っていたことに気づけました。
今ではモノの数は圧倒的に少ないけれど、必要なモノは十分持っているという穏やかな気持ちで過ごせています。
また、くらしをシンプルにしていくうちに日々の暮らしの中のいろいろな場面で自分にとって大切にしたいモノコトかどうかのフィルターを通す癖がついていきました。
自分の理想や価値観が明確ではないと、あれもこれも大事に感じてしまい、スケジュールも気持ちも忙しくなるのに対し、自分の理想、価値観を明確にし、やらなくてもいいことをやらない選択を思いきってしてみると、心がとっても軽くなる。
いつもしていたことを手放すのは結構勇気が要るものですが、まずは日常していた小さなコトから、まず一日手放してみて、どう感じるか試してみるのもおすすめです。きっと心が軽くなりますよ。
3. 日々の充実感が上がった
あれもこれもとやっていた頃より、1日にやることの数は減ったはずなのに、1日の終わりに充実感を感じることが増えました。
それは自分にとっての大切なことを優先させてやるようになったからからだと感じます。
日々のやらなくてはいけないタスクに比べ、つい後回しにしてしまいがちだった自分が持ってる小さな欲でも、後回しにせずやるようになると、それがたとえ他の人や一般にとってはちっぽけなことだとしても、満足感をより感じられることに気がつきました。
完璧主義さんは”0か100か”という無意識の感覚みたいなものを持ちがちですが、0か100ではなく、10でもいいからやってみると、”時間がなくてどうせちょっとしかできないからやらない0”より”少しでもやる10”の方はとっても気分がいいものです。
4. 幸福度が上がった
以前の私も含め、社会一般的に幸せとされていることを幸せだと感じている人が多いのでは?
幸せのカタチは人それぞれです。でも自分だけの幸福のカタチを知らないまたは意識せず暮らしている人がほとんどです。
人生の半分を海外でくらしてみて、わたしの当たり前は違う文化で育った人の当たり前とは全く違うことを知る機会の連続で、考え方も柔軟でなくては苦しくなるので、何事にも柔軟に受け入れる姿勢を持っていましたが、受け身ではやはり混乱したり、気持ちが揺らいだりすることも多かったように感じます。
高校まで日本で育った日本人の私ですが、いつの間にか日本に帰ってもどこか外国のように感じたり、海外に長く暮らしていてもいつまでたっても外国人のように感じる感覚はなくならずで、自分のアイデンティティに困惑した時期もあります。(今でもたまにあります 笑)
でもくらしをシンプルにしていったら、常に自分の外側に向いていたアテンションが内側に向いてきて、自分を深く知ることに繋がりました。外側の基準ではなく自分の基準がはっきり見えてきました。
自分が大切にしたいコト、モノ、人を知っていることは自分が日々幸せでいるためにとても重要なことだと気づいたのです。
自分との関係が良好だと幸福感も上がることをくらしをシンプル化したことによって気づくことができました。
5. イライラが減った
自分ではマネージできないほどのモノやタスクに囲まれているともちろん心の余裕もなくなっていきます。
これもまた断捨離の話になってしまいますが、身の回りがすっきりすると気持ちもすっきり落ち着きます。
マネージできる量のモノの量に減らすと、片付けも楽になり、片付けられない自分にイライラすることも減りました。
暮らしをシンプルにすることで自分を深く知ることができたと同時に自分のありのままを受け入れるのも上手くなってきたように感じます。
暮らしをどれだけシンプルにしても、暮らしていれば、家が散らかったり、困難に感じることが起きたりするのは自然なことです。完璧など存在しないこと、完璧でない自分で十分なことを受け入れてることによって無理をすることが減ってイライラも減りました。
おまけ:体の調子、肌の調子が良くなった
時間にも心にも余裕がなかった時は原因不明の不調がちょくちょく起こり、夕方ソファに横になったりすることがありました。
不安になって病院に行くことも何度かありましたが異常は見つからず…今思うと精神的ストレスからの不調だったように感じます。
長年悩まされていた肌荒れも気がついたらなくなっていました。
体と肌の調子がよくなった直接の原因はこれ!というようなひとつのものではありませんが、暮らしをシンプルにして時間・気持ちに余裕ができたことによる日々の充実感、幸福感のUP、イライラの軽減だけでなく、余裕ができたことによって食事や睡眠の質が上げられたり、体を動かす機会を増やせたのが関係しているのでは?と感じています。
まとめ
くらしをシンプルにしたら起きた5つの変化
- 時間に余裕ができた
- 気持ちに余裕ができた
- 日々の充実感が上がった
- 幸福度が上がった
- イライラが減った
- 体の調子、肌の調子がよくなった
シンプルな暮らしのちょっとした参考やきっかけになればうれしいです。
Until next time,
ひと美
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