近年よく耳にするようになった”心がざわざわする”という表現。
わたし達の気持ちは過去のことを考えたり、未来のことを考えたり、空想したりしてさまよい続けています。
ただでさえ忙しいスケジュールにさらに忙しいマインドでは気持ちがいっぱいいっぱいになり、ざわざわとするのも仕方ありません。
心がざわざわしている状態は心が穏やかな状態ではなく、不安にも繋がり心地よくありません。
でも大丈夫!
そんなざわざわする気持ちへの対処法があるのです。
マインドも筋肉と同じで鍛えることができるそう。
日々の習慣で周りの状況や人に影響されにくい穏やかな心を築いていけるのです。
この記事ではそんな心のざわざわへの対処法に繋がる日常できる習慣3つを紹介していきます。
- 冥想
- シングルタスク>マルチタスク
- 感謝プラクティス
1.冥想
ハーバード大学の研究によると、1日の起きている時間の約47%の間わたしたちのマインドはさまよっているそう。(約半分!笑)
”さまよっているマインド=不幸せなマインド”とも呼び、“気持ちがさまようのは不幸せだからではなく、不幸せを招く原因だ”とも述べています。
それは、”今という瞬間に戻る、感じる”ことができることが幸せに繋がっているから。
冥想によってさまよう気持ちを”今という瞬間”に意識を向ける練習ができます。
”今していること””今起きていること”より”今していないこと””今起きていないこと”を考えてしまう傾向にあるわたしたちのマインドを瞑想によって今に向けることで、インナーピース(内側の穏やかさ)にフォーカスすることができます。
瞑想を始めたばかりの頃は逆にドキドキしたり、余計に気持ちが忙しくなったり、全く心地良くなかったりします。
そんな人にはガイド付き瞑想がおすすめです。
今はガイド付き瞑想のクラスや、オンラインでガイド付き瞑想の動画を再生できたり、瞑想アプリなどもあります。
⏬おすすめ瞑想アプリはこちら
https://apps.apple.com/jp/app/calm-瞑想-安眠-リラクゼーション/id571800810
アプリはガイド付き瞑想だけでなく、心地いい瞑想音楽やサウンド、寝つきが悪い時に再生できるスリープストーリーもたくさんあります。
瞑想を習慣化するためにもアプリは役立ちました。
2.シングルタスク>マルチタスク
- ポッドキャストを聴きながら散歩に行ったり
- ご飯を食べながら仕事をしたり
- 電話をしながら家事をしたり
- テレビを見ながらネットでお買い物したり
テクノロジーの発展により、私たちは複数のことを同時にすることができるようになりましたが、その代償として”今していること、起きていること”にフォーカスしづらくなっています。
スタンフォード大学の研究によるとマルチタスクは生産性が低くなることが多いだけでなくストレスの原因にもなるんだとか。
ひとつずつタスクをこなしていく方がマインドも忙しくならず集中でき、生産性も上がるそう。
1つ1つのことにその時その時意識を注ぐこと(マインドフルネス)を日常の中で増やしていきたいです。
3.感謝プラクティス
幸せな人は、周りの物事や環境、人に対して感謝の気持ちを抱きやすいと言われています。
その効果を利用して、今あまり幸せに感じられていない人でも、感謝の気持ちを持つよう意識して日々生活すると、
幸せな人が感じるような幸福感がUPする効果が得られるというのが感謝プラクティスの仕組み。
また、感謝の気持ちを日々の色々なシチュエーションで感じることにより、自分は十分に満たされていると感じられ、幸福感がUPする。
やり方は色々あり、感謝できることを毎日3個(数は自分で変えていい)書き出すジャーナリングだけでなく、
日常の中でできるだけ感謝できることを数えてみる、といった簡単にできるものもあります。
ジャーナリングは少しハードルが高い…なんて思う人はぜひ朝起きてまず3つ感謝できることを心の中で唱えてみるだけでも違います。
大きなことでなくて大丈夫。
例えば、
- いつも温かく寝られる布団に感謝!
- 美味しいコーヒーに感謝!
- 履き心地のいい靴下に感謝!
などといった小さな感謝を見つける練習(感謝プラクティス)を常に心がけて暮らすことが心を満たし、ざわざわとした気持ちを癒してくれるはずです。
最後に
”心のざわざわ”はさまよう心の状態でもあります。さまよう心は幸せではない。
幸せというのはわたしたちの心の状態なので、本来外側からは得られないものです。
つまり他人からモノからは心の穏やかさ=幸せは得られないのです。
だからこそ自分の内側にフォーカスし、内側の穏やかさを外側からの影響から守ることができた時、
気持ちのざわざわが落ち着き、本当の幸せを感じられるようになるのではないでしょうか。
Unitl next time,
ひと美